星が流れたら、掴めるように

キレイになりたいオタクのブログ

自然と食のパワー

今回は旅行記なるものを書いてみようと思う。

 

10月の終わりに青森へ旅行へ行っていた。

青森駅の改札を抜ける前からねぶたの小展示などがあり、まだ駅構内にいるのにもかかわらず着いたという嬉しさが込み上げてきた。しかし天気は雨。小雨ではあるものの紅葉を見るのが目的であったためちょっぴり残念。f:id:ice8_hgb:20181107204951j:image

さっそく車で出発すると今まで見たことのないスーパーや飲食店が窓から通り過ぎていき初めての土地にやってきたわくわく感が。

だんだん山道へ入っていくと雨も強くなり八甲田山のロープウェイ入口につく頃には叢雨がひどかったので散策をせずにすぐ通りすぎた。自転車で山を登っている方たちを見て、どうか雨が弱くなるよう、できるなら止んでくれるよう願っていた。奥入瀬渓流へと向かう途中の萱野高原(と思われる)がとても綺麗だった。高原を見たことは記憶の中にないのでたぶん初だった。写真を撮ったのにできがあまり良くないのが残念でたまらない。こういうとき、絵を描ける人がとても羨ましくなる。

 

黄葉散策の前に腹ごしらえを。せっかくだからご当地グルメが食べたいと思い"バラ焼き 大衆食堂 司"さんへ。お店はビニールハウスと建物がくっついているような作りになっていてチープな感じがB級グルメに合っている。バラ焼きとは十和田の有名なB級グルメであり、牛バラ肉を大量の玉ねぎとタレで炒めたもの。醤油ベースの甘いタレはプルコギのようで白米によく合う。目の前にタレのかかった生のお肉と玉ねぎが乗った鉄板が置かれ、自分で焼いていくスタイルが食べる楽しみを増長させる。

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豚丼ともプルコギとも違った味付けで、でも美味しくて手が止まらない。注文しなかったけどビールにすごく合うんだろうなという味だった。ごぼうの漬物も初めて口にしたけどしゃくしゃくしていて美味しかった。卵スープも付いてとってもコスパの良くて満足のいくランチだった。ごちそうさまでした。

 

渓流に向かうとき、黒子松屋さんという小さな和菓子屋店を見つけた。何を買おうか迷ってお母さんに話しかけ、ちょっと盛り上がった後に県外から来たことを伝えるとwebサイトもないお店によく来たねと言ってお土産にお饅頭をくれた。今では少なくなったという自家製の手作り餡が入ったお饅頭は昔ながらの優しい甘さだった。普段ケーキ屋さんに行ってもせいぜいおすすめを聞くくらいしか店員さんとは話さないから、元気で気前のよいお母さんとの会話は新鮮で心地よかった。

 

今年は暖かくまだ初雪を迎えていないとはいえもう10月末。夕方ごろに着いた奥入瀬渓流は雨のせいもあって暗く寒くなってきていた。ゆっくり散歩しながら自然を楽しめる道もぬかるんでいて少々足早に。それでも雨が降っていたから空気がより澄んでいておいしかった。f:id:ice8_hgb:20181108200315j:image
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黄葉の進行具合としては八甲田山からここへ向かう山道の方がすすんでいてきれいだったけど歩いたことで直接自然の力を感じとれてよかった。

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