星が流れたら、掴めるように

キレイになりたいオタクのブログ

ここを目的にまた来たいと思うほどのおもてなし

雲井の滝を見て駐車場に戻ったときにはすっかりあたりは暗くなっていた。もうちょっとゆっくりしたい思いもありつつ宿の夕食の時間があるので後ろ髪を引かれながらも出発。時間がないので気持ちは焦るも道は1車線で混むし慣れない土地だからスピードを出すわけにもいかず。宿に到着したのはギリギリ。宿泊したのは星野リゾート 青森屋さん。

 

星野リゾートグループへの宿泊は初めてだったが宿泊施設でこんなに楽しめるとは思わなかった。食事の前にウェルカムドリンクとしてりんごジュース、シードルがいただけた。この時期限定なのかお祭りを開催していて、浴衣を着ることもできた。種類がたくさんあってどれにしようか迷ってしまうほど。

夕食はみちのく祭りやという食事とねぶた祭りが楽しめる会場に。

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これの他に5段せいろとせんべい汁も付いていた。せいろには牛肉ともやしの蒸し物、帆立バター醤油蒸し、りんごと豚肉の煮物、根菜と茸の蒸し物、白米が。甘すぎないりんごととても柔らかい豚肉が合うことにびっくりした。どれも美味しかったけどお気に入りはミニトマト チーズ 栗のカナッペ。

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左からりんご味の長芋羊羹、栗のムース、フルーツ。羊羹を食べたときに昼間に訪れた和菓子屋さんを思い出した。そこのお店でお土産用に買った羊羹はまだ食べられていないけど、食べるときにはきっとお母さんとの会話を思い出すんだろうと予感している。お食事が終わってデザートが出てきた頃、津軽三味線と南部民謡が披露されたあとねぶたのショーが始まった。

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ねぶた祭りを見たことがなかったためこんなリアリティのある展示に驚いた。ねぶた祭りは1種類しかないと思っていたけど地方によって微妙に異なっているようで4大ねぶたを披露してくれた。とにかく迫力がすごくて圧巻。うまく言えないのがもどかしい。前で披露されてる祭囃子と跳人、展示されている山車に魅せられていると移動するタイプの山車も席の近くまで来てくれた。花笠を被っての跳人体験もできたけど恥ずかしがり屋の私は遠慮してしまった。それでもうちわや掛け声で参加できたので楽しかった。

ショーに出ていた演者さんはさっきまで料理や飲み物を運んでくれていたスタッフさんたちでクオリティの高さにびっくりした。ショーの終演後は「へばなぁー」というさようならの意味の津軽弁でお別れ。終わってからも花笠を貸してくれたり山車と一緒に写真を撮ってもらえたり大満足。盛り上げるのに使用したうちわは貰えたのでお祭り気分が抜けないまま会場をあとに。

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そのときによってテーマが違うようで私が宿泊したときはりんごをメインとしたお祭りが開催されていた。りんごのガチャガチャやひねったら蛇口からりんごジュースが出てきたり本当のお祭りみたいにわくわくして楽しい。ガチャガチャはりんごの品種、数種類の中からランダムで出てきて食べられるもののアレルギーで焼かなきゃ痒くなってしまうので諦め、蛇口はもう時間外だった。

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一通り楽しんだ後は外の足湯へ。風が肌寒かったけどお湯は暖かく旅疲れからか長い時間ぼーっとしていられた。静かで住宅地とも離れているので夜空や池を眺めながらゆっくりできた。このままだといつまでも出られなくなりそうなのでちょうどいい頃合いで大浴場へ。バスで行くちょっと離れた所にも大浴場はあったみたいだけど時刻表を見るともういけない時間だったので館内のお風呂に。池に囲われた露天からは小さな滝が見えて雲井の滝を思い出した。

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翌日の朝食はノスタルジーな雰囲気のバイキング。バイキングとはいっても和食や郷土料理も多く並んでいて、昨日の食べすぎであまり入らないと思っていたのにペロリと通常の量を平らげられた。昨日のバラ焼き定食で出会ったごぼうのお漬物と早々に再開もできお腹も満足。朝食を終えて散歩に出かけようとすると台車で荷物を運んでるスタッフさんとすれ違い、優しい笑顔でごゆっくりと声をかけてくれた。ホテルの周りは池があって、そこをぐるっと一周できる小さい公園のよう。

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予約すれば馬車にも乗れて、その引っ張ってくれる馬が見れたりのびのびできた。天気も良くってリフレッシュできた。

散歩から戻るとチェックアウトの時間が迫っていた。無料で使えるカフェマシーンでコーヒーをいただいてからホテルを後にした。お見送り担当のスタッフさんがいて、姿が見えなくなるまでずっとにこにこと手を振ってくれて名残惜しかった。

どうしても遊んだりコンサートだったりが第一目的で宿泊施設はただ寝る場所になりがちだけどここはくつろげた。今回はチェックインの時間が遅めで全てを堪能することはできなかったけれどもっと長居したかった。これほどホテルを出たくないと思ったことはなかったのでぜひオススメします。

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