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キレイになりたいオタクのブログ

はじめての深い愛おしさは嵐-『5×20』11.16in札幌ドーム

余韻に浸ってぼーっとすごしたり思い出してニヤニヤしているうちに一週間たってしまいました。

11.16を皮切りにスタートした20年目のライブツアーのレポになります。ネタバレを含むので嫌だという方はお引き返しください。全部書き終えたら文字数5000字超えてた。こんなに長い記事初?

 

グッズのプレ販売があった木曜日、授業があったので10:00に並ぶことはできずTwitterで流れてくる画像を見ながらどれを買おうか迷っていた。売り切れ情報がアプリから入ってこないかヒヤヒヤしていたけどそんなこともなく学校を出て札幌ドームに着いたのはもうVS嵐が始まる10分前。例年だと30分くらいで購入終了できるのでベストヒット歌謡祭関ジャニ∞をリアタイ出来たらなぁ、なんて思ってた。

だけどそんな風にお気楽でいられたのはドームの敷地内に着いてグッズ売り場が見える位置にいるときまで。グッズアプリを起動すると5客の椅子があるパーティ会場のような画面ではなくf:id:ice8_hgb:20181117200758j:image

この画面に。ああこのアプリで買い物できるのね、なんて浮れてたけど売り場に近づくとあれ、すごい並んでる。パーテンションのような蛇のようなところに1時間、ゲートに入って各販売員さんの列に並ぶこと約90分かかった。はじめは一緒に買いに行った同行者とおしゃべりしたり、後ろの方たちの「こんなに並ぶのって今までなかったよね」「なんか9月の地震でホームセンターに並んだの思い出す」なんて会話が聞こえてきて確かに、と心の中で同感したり列が進むたびに楽しみが増していったけど、時期は11月。記録的な初雪の遅さだけど11月の夜は流石に寒い。

アプリを使うクレジットカードの売り場が現金の売り場より少なかったからなのか、買えるグッズが3つほどに分かれていたのがどこでも買えるようになったから一人ひとりにかかる時間が長くなったからなのか理由はわからないけどこんなに待つなんて予想外。だんだんと言葉数が少なくなり、ようやく購入を終え帰宅できたのは23:00近く。時間はかかったものの欲しいものは全部購入できてホクホク。

 

コンサート当日。デジチケになってから自分の名義で当たって、QRコードを読み取ってもらうのは初だったのでチケットを持っていかないことにソワソワした。なにか忘れ物をしていそうで心配だった。

天気は小雨で少々寒いがQRコードをかざして入場すると熱気であたたかい。アリーナ席ではなかったものの見えやすい位置。時間が近づいてきてこんなにも落ち着かなくなるのはコンサートならではじゃないかと思っている。

同行者に1曲目は「感謝カンゲキ雨嵐」じゃないか、と話しかけているうちに18:00。アリーナ席がまだバタバタしてるからもうちょっとかなぁと思いつつ何度も時計を気にしていると暗転して映像が流れて5×20ツアーが幕を開けた。

 

5×10と同じく「感謝カンゲキ雨嵐」からスタートした。私ははじめて入った嵐コンサートが5×10だったので胸の高まりがすごかった。あれから9年たっても変わらず大好きだなって。

バクステで踊った「Step and Go」は雅紀が転んじゃって翔さんもちょっと頭の位置が下がったから巻き込まれてしまったのかと心配したけど、MCで高いところから落ちちゃうと思って引っ張り上げたと話していました。

あいさつのあとは「Find The Answer」。このツアーではここがフルスクリーンの最初。去年より画質が格段に良くなっててとても見やすい。初めてこんなに大きなスクリーンで見た「untitled」ほどの感動ではないけれどもフルスクリーンはやはり高揚させてくれる。曲のあとは映像。

映像は雅紀が放った影から4人が逃げるようなかっこいいもの。影から逃げたり服装もシックで全然違うのに、パズドラの5色の玉を追いかけるCMをなぜか思い出した。これ単体をPVにしたりCMにしないと勿体ないくらいのレベルで惚れ惚れとした。雅紀が妖艶な笑みを浮かべて映像が終わり、流れてきたのは「I'll be there」。衣装はホームズのCMでにのが着てたような探偵風のチェックでそれぞれのメンバーカラー。映像の続きかのようにはじめは閉じ込められたような4人。ラスサビは相葉くんソロに。映像からソロまでもう相葉担を殺しにきてるんじゃないかってほどのかっこよさだった。

時計の秒針の音からつながった次の曲は「迷宮ラブソング」。♪僕がきっとその手を強く引くよ〜の部分で翔さんをしっかり抜いてるカメラさんはやっぱり優秀。

続いては「La tormenta 2004」。この流れでこの曲が来るとは思ってなかったからテンションはメーターの限界値を超えた。紹介ラップとともにシャツをだんだん上げる翔さん、へそピをここで...?と思うと"大人になりました"の文字。勝手に翔さんが書いたと思ってるから、想像を超えてきて最高としかいえない。

「Everything」は後ろの映像で白と赤が動いてるのが金魚みたいでAUのにのが大量に金魚をすくうCMが頭に流れた。櫻葉が肩組んでたのが、この曲と思い出したCMとで青春っぽいって思ってた。

にののソロから始まる「果てない空」。歩いてゆくと足跡のように咲いていく花。スクリーンの上から木・鳥・空という習字で書かれたような字が降ってきて吸収されると綺麗な映像として反映されてとても美しい。降ってくる字も智くんが書いてたらいいななんて思いながら聴いていた。

ジャケットを脱いだ御曹司かのような翔さんが一呼吸おいてから弾き始めたピアノ。そしてピアノソロからつながった曲は「アオゾラペダル」。幼い頃のピアノの発表会と見られる写真と重なって感動。曲が始まると4人も登場して歌うもラスサビ前にストップ。ずっとピアノに集中してた翔さんがマイクをとって「この先はみなさんに合唱してほしい」と、ピアノで音を教えてくれたのが学校の先生のよう。

合唱も成功し次は「復活LOVE」。映像には斗真くんが登場し、曲の後半で彼女と抱きしめ合うと沸く会場。

「愛を叫べ」曲のイントロ部分でどこかに向かって矢を放つも何も起きず。智くん「なにがおこったのぉ?」がとてもかわいい。
珍しく天然から始まったMC。楽しすぎて気失いそうだと言う雅紀もそれに対してつっこむにのも最高。翔さんがピアノを1日3時間も練習したことやデジチケの残念ポイントのひとつ、チケットの半券が残らないことを考えてくれて記念になるように写真を撮って今日の公演ならではにしてくれることがとても嬉しい。写真撮る前の並びでセンター誰いくかということになって、初日だからリーダーにとなったものの前後2、3を背の高さで分けたら智くんがセンターにはならないことを気にした雅紀。ほかの4人がすぐに「いいよ」、から「俺ら真ん中決まってないもん」と言った翔さん。固定されたセンターがおらず自分がと手を上げて前に出ようとする人がいない、だからこそ誰がセンターにきてもカッコいい嵐さんがやっぱり素敵だなと、こういうところが好きだなぁと感じた。

生オーケストラの「COOL&SOUL」を白いタキシードで歌っていて、曲を出したARASHICの時より大人の余裕が感じられてかっこいい。

5×10のコンサートに入って相葉雅紀に落ちた私。ドラマのタイトルと同じ曲名の「マイガール」を聞けたことは、雅紀が「僕とシッポと神楽坂」のコオ先生として金曜ナイトドラマの枠に20周年に突入した年に帰ってきたことは、とても感慨深かった。
潤くんのオーケストラの指揮から始まったのは「 One Love」。贅沢な生のオーケストラ演奏だからいつも以上に100年先も愛を誓ってくれたような気がしたし、ずっとついていきたいと思った。

智くんのダンスソロは安定の切れ味のよさ。ここから始まるダンスをガシガシ踊る「Face Down」「つなぐ」「Crazy Moon~キミ・ハ・ムテキ~」「Sakura」「truth」が続いた。デビューから19年経って30代の大人になったけどまだまだバリバリで踊りますよ、と言っているよう。「truth」は9月のMステSPで披露したから絶対来ると思ってたけどやっぱりテンション上がるね。

衣装を変えての「A・RA・SHI」はPVと同じように新しくとった映像が組み合わさっていて、踊ってる本人も見たいしでも映像も今しか見れないしで目がたりない。ハットを被った潤くんがとてもキュート。「 ハダシの未来」では今までのライブで披露してきた映像8年分くらいが同時に流れて時の流れを感じた。毎年ライブでやっている曲だからこその演出でおもしろかった。ここからは「 サクラ咲ケ」「きっと大丈夫」とライブ定番の曲がつづいて盛り上がった。
「Troublemaker」にのあいが歌唱パートじゃないときにUBのコンタクトダンスやっててテンションあがった。にのあいオタだけでなく全嵐ファンを感動させた(と思ってる)ダンスをそんなに安売りしていいの⁈って。(訳;ありがとう!最高!また見れると思ってなかった!!)

白スーツで踊る「君のうた」はとてもかっこよく、生の雅紀ソロでは泣きそうになりました。優しい曲でしっとりした後はメンバーの挨拶。

この4人しか考えられない、5×○の数字が増えていくことより「5」の意味が変わらないことが嬉しいと言ってくれた翔さんにまた泣かされそうになり、一般的な30代より若くいられるのは応援してくれるみんなのおかげだっていう智くんの言葉にほっこりし、世界中の感謝を全部集めても足りないくらい感謝してると言った雅紀の言葉にはやっぱり愛が感じられた。「20年やってきてどうですか?」という質問が大嫌いだ、この重みはこの5人にしかわからないと。普段は嫌いだとか傷つけるようなことを言わないにのが言ったからこその言葉の重みが感じられた。たくさん悩んで5人で納得するものを作ったつもりです、ここから全国の皆さんに伝えていくように突っ走っていきますと言った潤くん、今回もとても楽しい最高にステキなコンサートをありがとう。

そして挨拶からツアータイトルでもある書き下ろしの「5×20 」。パンフレットに曲を作った話が載っていて、どこに入ってくるのか気になっていたけど5×10のツアーでも本編最後を「5×10」で締めてるからこの曲も最後に持ってくるのエモいなと思った。イントロは「5×10」ととても似ていて一瞬9年前に戻ったのかと思った。歌詞の所々に「。」がついているところはにのがまとめた感溢れてるし"5 is my treasure number."や"5 and you × 20"だとかもう(;_;)←こんなんになってました。他にも5×10では出だし♪出逢って数年 あれは偶然な気もするね〜と歌っていたものが偶然→運命(必然だったかも)に変わっていたり、本当に泣かせにきてた。でも泣いたら視界がぼやけて目に焼き付けられないから必死にこらえたけど。

嵐コールによってかかったのは「ファイトソング」、そして「エナジーソング~絶好調超!!!!~」と嵐が作った曲が続いた。「PIKANCHI DOUBLE」も5×10ツアーのアンコール1曲目だったのでまた9年前にリフレインした。ラップ後の♪動き始めた列車の中に いつでも君はいるから あの時あの場所でまた会えるかなぁ〜の翔さんが「♪また会える...よね?!」と歌ってくれてまた涙が。
「 Love so sweet」では5×20のレッスンやリハ映像が。ここも目が足りなくて困った。本当にたくさん考えて準備してきてくれたことが伝わった。札幌ドームと写真撮ってるシーンもあって、撮ったの前日(?)だろうに入れてくれてありがたい。
ラストは「Happiness」。パンフレットで翔さんが感動で終わるんじゃなくてじゃあね!って楽しくかえって家で思い出してほしいって書いてあったから全力で楽しんだ。

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私も気を失いそうなくらい楽しかった。シークレットトークで構成の話しているとき6時間やれるんだったらいいけどそれはできないから...って言っていて、今までより長い6時間の半分の長さの3時間もやってくれて楽しかった!しかないです。銀テがアリーナにしか飛ばなくて今年は、と思ってたのに取れなかったことだけが唯一残念だったけど。冒頭の挨拶で潤くんが5万人一人ひとりに感謝を伝えたいって言ってて、本当にそういう思いでコンサートやってるんだってことがよくわかった。例年以上に見たいところが多くて目が足りないから多ステしたいけど、よく「嵐のチケットがとれない」って言われてるけどたくさんの人に参加してもらいたいという思いをしっかり受け取って1公演しか入りません(ただともだちがいないだけ)笑。カップリング曲がほとんど歌われなかったことも含めand more...ではカップリングをメインにやってくれるんじゃないかと期待してます。嵐会議のときはまだ発売されてなかったから選べなかったけど「君のうた」のカップリング、「Count on me」とか絶対ライブ映えする曲だと思うから踊ってほしい。どうかand more...が就活で忙しい時期に被りませんように...(切実に)。

 

もう札幌終わったけど安全な航海でいってらっしゃい!!!!!